長月の実り ありがとうございました

長月の実り 9日間の会期はあっという間。おかげさまで無事終了しました。

県内、県外、海外からもたくさんの方にお越しいただきましてありがとうございました!

出展作家6名それぞれが感じる秋をカタチに、植物や食べ物などをモチーフにした楽しく美しい作品がならんだ9日間。

今回の展示では製作の過程や裏話など作家のコメントを添えさせていただきました。

読んで、見て、手に取り、着けて、それぞれの秋を感じ、たくさんの笑顔に溢れ、幸せな時間を共有できたことを嬉しく思います。

会期中3日間開催した豆皿づくりのワークショップでは、これまで開催した中で最も多くお申込みいただき、妊婦さん、10ヶ月の赤ちゃんや4歳のお子さん、お友達同士にご夫婦などさまざまな方にご参加いただきました。

今回は薬液を使って金属に着色をする工程を加え、さらに個性豊かな作品が生まれ、改めて作ることの楽しさをお客様と一緒に味わうことができました。

会期中いただいたお言葉や今後のご要望など、これからの企画に活かしていきたいと考えてます。

会期中の展示作品について、気になる品がございましたらお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございました!

 

長月の実り 豆皿づくりのワークショップ(9/23)

この日は秋分の日。

展示会最終日の前日の最後のワークショップです。

金槌で繰り返し叩いた真鍮板は次第に硬くなっていくので、火でなまします。

興味津々!

 

お二人とも四角形で作り、お互いの作品を交換して見せあいっこです。

「いろんな刻印カワイイ!」

「シンプル!槌目もきれい!こんな感じでもよかったな(笑)」

お二人の作品はこちら。

二人で豆皿づくり

朝一番でワークショップにご参加くださったご夫婦。

横に並んで席に座って、まずは板の形選び。

サンプルの四角い豆皿を見て、

ご主人「これがいい!カッコイイよね?」

奥様「うん、好きそう。」

奥様は栗、ご主人は四角形に決まり、仲良くワークショップがはじまりました。

 

ご主人は皿の縁だけを立ち上げる平角皿に挑戦。

全体に槌目をつけた後、立ち上げる縁のラインをタガネで彫ります。

立ち上げ具合を何度も確認しながら、叩きすぎてしまったところは修正して。

時間をかけて出来たのがこちら!

ご自分で作った角皿を奥様に見せて、

ご主人「いい感じじゃない?」

奥様「そーだね(棒読み)」

ご主人は満足そう。

ご主人の言葉に猫パンチのように鋭くもやさしい奥様のツッコミ、飛び交う夫婦の軽いジャブに笑ってしまいます(笑)

 

長月の実り 豆皿づくりのワークショップ(9/18)

ワークショップ2回目。

講師は「sou」の仲間秀子さんと「Atelier saku」の池宮城三奈子さん。

板にカーブをつける作業を仲間さんがお手伝い。

「先生のお手本撮らせてください!」

と動画で撮影!照れます。

そして出来上がったのがこちら。

板の縁はフラットなままで、中央だけをくぼませて。

この形は初めてです!

イニシャルの「K」をランダムに。

「なかなかきれいに打てなくて。。。」

鳥の足跡のようにもみえてかわいい。

 

こちらは小さい職人さん。

長月の実り 豆皿づくりのワークショップ(9/17)

台風一過の日曜日。

豆皿づくりのワークショップはじまりました!

今回は10ヶ月のお子さんもお母さんと一緒に参加です!

はじめはフードを被ってましたが、、、

どうも周りが気になるみたい、、、

ん?

熱い視線を感じます(笑)

 

お隣は真剣な表情。

母娘のオーダー&お直しリングのお渡し

佐久本弥生さんのオーダーリングのお渡しの日。

佐久本さんと一緒にお客様のご来店をお待ちしていると、いつものように母娘仲良くお越しになりました。

 

オーダーのきっかけは、お母様がいつも着けてらっしゃるダイヤのリングが少し痩せたためサイズが大きくなったそう。

取れてしまうのが心配だけど、サイズ直しはしたくないとのご希望で重ねづけするリングをお探しでした。

 

店頭にあった佐久本さんのV字リングを試しにVを逆にして重ねて着けたところぴったり!

すぐにオーダーの相談のため、日を改めて佐久本さんと打ち合わせをしました。

 

佐久本さんの話を聞き、お嬢様と相談しながら、店頭のV字リングをベースに、

「リングの縁の点々(ミル打ち)はぜひして欲しい!」

「ダイヤモンドは3石」

というお母様のご希望を盛り込んだ内容でオーダーを承りました。

 

こちらのリングの製作過程は過去のJournalにも掲載してます。(下のリンクからご覧いただけます。)

佐久本弥生さん アトリエ訪問?

リングをお客様に一旦見ていただきサイズを合わせ、サイズの確認ができたので、いよいよ今日は仕上げの作業。

石留と彫りをしていきます。

リングの上半分はあらかじめ艶消しにして、松ヤニにリングを固定します。

 

まずはリングの縁にミル打ちをしていきます。

このミル打ちはお客様が「ぜひに!」とこだわっていらっしゃった加工。

ミル打ちとは、地金の表面に小さな丸い粒の連続した模様を作っていくこと。ミルグレインとも呼ばれています。

 

リングのアウトラインにミルを打つ幅だけを残し、タガネでラインを彫っていきます。

 

一本のタガネで深さと幅を均一に。

佐久本弥生さん アトリエ訪問?

佐久本弥生さんのご自宅のアトリエを訪問しました。

那覇市の高台にあるご自宅。

 

愛犬のミニチュアダックス「そら」と「ちゅら」に迎えられ(吠えられ)ながらアトリエ部屋へ。

 

部屋の天井にはシャンデリア!

もとは応接間だった部屋をアトリエとして使っているそう。

窓からは那覇市街とその向こうに東シナ海が臨め、眺めも最高です。

元々視力の良い佐久本さんですが、目を使う仕事柄、よく遠くを見るようにしているそう。

部屋を見渡すと、ソファやテレビの他山梨で職人をしている頃から約20年使っている彫金机、バフや圧延ローラーなどの機械もならんでいます。

羨ましいアトリエ設備です。

 

ソファを勧められ、座ると横に大きな箱が。

「この箱何ですか?もしかして作品?」

「この間団体戦で優勝したんですよ〜!」

と箱から出して見せてくれたのはなんと優勝トロフィー!

長月の実り 〜六人の秋のカタチ〜 2017/9/16-24

 

 

長月の実り 〜六人の秋のカタチ〜

2017年9月16日(土) 〜 9月24日(日)  11:00 〜 18:00 会期中無休

 

高く澄み渡る空、さわやかな風に揺れる草花。

旬を迎えた美味しいものや美しい植物をモチーフにした、とれたての作品がレユニールに届きます。

6人の作り手によるそれぞれの秋のカタチをお楽しみください。

着けたその日から愛用品のように

佐久本弥生さんのオーダーご相談会に真っ先にご予約された女性。

店内にならべたダイヤモンドのリングをいくつかご覧になって佐久本さんとお話をするなかで候補を絞っていきました。

 

いつも着けていらっしゃる幅広のリングとの相性も考えて、側面に彫りが施されたフルエタニティリングに決まりました。

石留めと彫りを施す前のリングで、サイズの最終確認をして、この日お渡しの日です。

 

 

35個のダイヤモンドがぐるり。

いつも着けてらっしゃる幅広のリングともピッタリ!

ずっと着けていたかのような雰囲気。

とても馴染んでます。